☆特集☆
FIFAワールドカップ2006ドイツ大会－サッカースタジアムの屋根構造開催スタジアムの視察報告－FIFA W杯ドイツ大会を12倍楽しむ方法― 川口健一
〔サッカースタジアム〕ベルリン／ハンブルグ／ハノーバー／ドルトムント／ゲルゼンキルヘン／ケルン／フランクフルト／カイザースラウテルン／シュトゥットガルト／ミュンヘン／ニュルンベルグ／ライプツィヒ
☆耐震設計と施工
神戸新聞会館ビル（ミント神戸）
―――――――――――――片山丈士／西崎隆氏／山下靖彦
☆耐震設計と施工
（仮称）神田美土代町ビル―座屈補剛ブレースと制振間柱を用いた制振構造の設計
――――――――――――――常木康弘／原田公明／山本恵市
●連載 随 筆<53> はなよりだんご ───────深見準一
●連載 耐震設計法の歴史 第9回──────────大越俊男
●連載 鉄骨造建築の実際知識 良い製品を安く(17)─古藤凱生
●連載 鉄のデザイン＋α ガラスブロック耐震壁に内臓されたスチールの格子
クリスタル･ブリック────佐藤 淳／川畑哲則
●Ｐhoto
Ｔopics
FIFA Soccer Ｗorld
Ｃup2006ドイツ大会の開催スタジアム
●技術Ｑ＆Ａ
高HAZ靭性鋼について────編集部
●Mr.STRUTEC────桐野 康則さん (桐野建築構造設計代表）
●リレーエッセイ （116）
建築設計と確認審査────安藤知幸
●Essay
モノつくりが創る美 -65-
Not of an age,but for all time
シェイクスピアの町ストラトフォード・アポン・エイヴォン
─豊田政男
●Technological Spce
Design
Chap.5
膜の今昔物語―ケルンのダンス場からアリアンツアリーナまで ─高橋辰興／田川秀樹／松本秀成
●Ｓtrutec data
2月の構造別着工面積
●News Up 2005年日本建築学会賞 大賞に木村氏ら３氏、論文賞・中込氏、業績賞・橋本氏受賞
高力ハックワンサイドボルトによる継手工法、ロブテックスが｢ECOジョイント｣の見学会開く
●掲示板 2005年度 鉄骨工事管理責任者認定考査／JSSC 新規登録者432名、更新793名
●CONTENTS
●Information
●出版案内
●読者のひろば
●ＥＤＩＴＯＲ
ＲＯＯＭ
●バックナンバー
●表紙説明
新丸の内ビルディング
東京・千代田区丸の内一丁目５番１号で建設が進められている地上38階、地下４階、高さ197ｍの超高層オフィスビル。延べ床面積は約19万5,400㎡。建築主は、三菱地所、設計は三菱地所設計、施工は竹中工務店。骨組は、地上階が鉄骨造で、柱にコンクリート充填鋼管造（CFT造）を採用し、地下階はSRC構造を主体としている。地上階には、LY225を採用したアンボンドブレース及び粘性体壁の２種類の制震ダンパー部材を配置し、大地震時の耐震性及び中小地震時の減衰性を高めている。鋼材は、柱にSA440C(板厚50～70㎜)、SM520C,
SN490C(板厚25～60㎜
t>40㎜はTMCP)を、大梁にSN490B(フランジ板厚22～50㎜)を採用している。鉄骨所用量は約42,000t、鉄骨製作は、ヤマネ鉄工建設、駒井鉄工、川田工業、ＪＦＥエンジニアリング、川岸工業、M.C.S.STEELが担当している。完成予定は07年４月。
