□ 研究内容
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4. 空間構造の形態形成の数理解析
4-6. 任意形状シェルの形態解析
 シェルの形状は円筒や半球など幾何学的に単純な形態が用いられることが多い。 これは、設計や施工の容易さや応力解析の得やすさ等に起因しており、 幾何学的に単純な形状が力学的に優れているという保証はない。
 本研究では、幾何学的な単純さにこだわることなく、 力学的な合理性に着目したシェルの形状決定を数値解析的に行なっている。 懸垂曲面はその代表であり、モデル実験によって得ることもできるが、 数値解析により、精密な形状測定が可能である。