□ 研究内容
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3. 構造物の動特性と動的破壊の研究
3-2. 薄肉構造およびラチスシェルの波動伝播解析
 離散構造物の波動伝播特性に関する既往の研究は連続体に関する同研究と比較して非常に少ない。 しかし、最近の大空間構造物は軽量化・薄肉化の傾向にあり、ラチスドームなどの離散的な構造を利用することが多い。 一方、離散構造物(特に周期構造物)の宇宙構造物への応用という観点から、 離散構造物の広帯域の周波数に対する動的特性(波動伝播特性)を把握することの重要性が高まっている。 本論文では数種類の単層ラチスドームに対してフーリエ変換を利用した衝撃応答解析を行い、 構造物の部材配置の密度やパターンなど局部的な幾何学的形状が波動伝播特性に及ぼす影響について調査している。