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　荷重作用下での変形過程において，幾何学的非線形性の強い構造物は， その変形様式が作用荷重のモードと異なる様式へと分岐する場合がある．このような現象は，アーチやシェルの座屈挙動の中に典型的に見ることができる．また，形態不安定な構造物が経験する大変位過程の中にもこのような分岐が存在する．本研究では，このような構造物の分岐点を解析的に把握し，分岐後の経路の調査解明を試みている．
(半谷・川口研究室において実施)